ココ・シャネル

先日リヨンへ行った際、織物美術館のショップに、ココシャネルの本があり、買ってきました。もうすでに去年になりましたが、去年はシャネルの映画が3本も制作されていて、映画を見た方も多いと思います。シャネルに関する本もたくさん出ていますね。今日は、そんなココシャネルについてのお話を……….

シャネルは1883年オーベルニュ地方で生まれますが、母親が他界、父親に捨てられ、孤児院や修道院で育ちます。名前のココは愛称で、シャネルが歌手になる事を目指して、キャバレーで歌ってい時のプログラム、KO-KO-RI-KO から来ていると言われています。

シャネルが成功のチャンスを得るそのベースとなったものはまず、孤児院時代に仕立て屋で働いた時に、確かな縫製技術を得たこと、それから二人の男性、エティエンヌ・バルサンとアーサー・カペルとの関係、又シャネルの生涯にわたっての親友であったミシア・セール、この人たちの後ろ盾無くしては、ココシャネルの成功はなかっただろうと言われています。

ま、難しい話は別として、私の一番の驚きのストーリーは、ツイードのスーツや香水、ジュエリー等、次々にヒットさせ、4,000人を超える大企業に成長したシャネルブランドだったのですが、労働者が、コレクション前の過剰労働を理由ににストライキを起こします。するとなんとココは一部の店舗を残しただけで、引退するのです!

又当時彼女はナチスドイツ人の将校の愛人になっていた事もあり、戦後スイスノローザンヌに亡命しています。その後15年の沈黙を経て1954年パリに戻り、ホテルリッツに住居を構えて、ファッション界へのカムバックを果たすのですが、その時のココの年齢は71才でした! すご~い! 71才で再スタートを切るなんて。

ココからの話は聞きかじりなので、確かかどうか分かりませんが、……..
たとえ15年たったとはいえ、” 敵国ドイツ人の愛人になった非国民” というレッテルが剥がされたわけではなく、そのせいかどうか、バックを作るために皮を仕入れる際も、業者は、上等な良い皮は卸してくれなかったそうです。本来なら、毛穴がしまって伸びない背中の皮が高級とされているのに、彼女の手元に届くのは、すぐ伸びてしまうお腹の皮だったとか。

だから、バックにステッチを入れたのだと。今シャネルのバックに見るあのキルティング、あれはそういう理由があったのだそうです。驚きです!

ところで最近こちらのTVで、シャネルの香水のコマーシャルに、あの大ヒット映画アメリで主演を演じた女優オドレイ・トトウが、ちょっとセクシーな大人のムードを演じているのですが、私はどうも、あのちょっととぼけたアメリのイメージが強くて、どこかしっくりいきませんが、何人もの人がシャネルを演じ、今また大いに語られる、ココ・シャネル。20世紀の偉大なデザイナーだった事は間違いありませんね。

今回買った本です。著者のポール・モーラン、彼は実際、ジャンコクトー達を通してシャネルと知り合い、スイスで彼女に再会して、聞き書きスタイルでこの本を書きました。
ということですが、あ~私、辞書を片手に、どのくらいでこの本を読み終える事が出来るでしょうか?

シャネル

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