グッチ、ヴィトン、カルティエ、その2

今日は、世界中の有名ブランドのほとんどが、これからあげる3社のいずれかの傘下であると言っても過言ではない、そんなコングロマリット(複合企業)のお話です。その前に、昨日最後に、グッチグループについて少し触れましたが、波乱万丈なブランド、グッチについてもう少し………

グッチの創立者は、グッチヨ・グッチ(紛らわしい名前ですね~)です。お父さんのガブリエロ・グッチは、フィレンツェで”ガブリエロ”という麦わら帽子を作る小さな会社の社長でした。グッチヨは、ロンドンに渡り、サボイホテルの、最初は皿洗いの仕事から始めます。そしてこの王侯貴族御用達ホテルで、彼らからたくさんの事を学びます。例えば、”原価は何の意味も持たない。商品の値段が高ければ高い程、それを持つ事の価値も高くなる”と。…. ここでの経験が、後々のブランドビジネスに大きく役に立つ事になります。紆余曲折を経て、1923年にGUCCIの店を構えるのですが…….

時は過ぎ、2代目パオロ・グッチが亡くなると、その子供達がいるにもかかわらず、パオロの甥のマウリツィオ・グッチが株式を独占してしまいます。
しかし、(これは大きなニュースとなりましたが)、マウリツィオは何と、彼の妻が雇ったマフィアによって殺されてしまいます。宙に浮いてしまった形の株式は、結局アラブ資本に買い取られ、グッチ家は、グッチの経営から締め出される事になるのです。

現在、2代目パオロ・グッチの次男が「ハウス・オブ・フローレンス」という高級ブランドを設立し、成功しているとの事ですが、正統派グッチの継承者であるにもかかわらず、グッチ売却の時に交わされた契約により、グッチという名前を使う事は出来ないのです。

世界で初めて、デザイナーの名前を商品に入れたのはグッチで、ブランドの元祖と呼ばれています。今も人気のバンブーバックは1940年に作られ、又、フローラプリントのシルクスカーフは、モナコの王妃、グレス・ケリーの為にデザインされた1点として有名です。生前ジャッキー・ケネディーが愛用したショルダーバックは、今も”ジャッキーO”として人気があります。

こういう経緯を経て、もうグッチ家とは関係ないグッチグループを傘下に持つ親企業の名前は、PPR(元は、ピノー・プランタン・ルドゥート)といいます。それからあと2つの企業の名前は、LVMH(モエ ヘネシー・ルイ ヴィトンSA)とリシュモン(Richiemont)です。

お気づきかと思いますが、タイトルに挙げたブランド、グッチはPPR、ヴィトンはLVMH、カルティエはリシュモン、のそれぞれ傘下にあるのです。ではどのくらいすごい企業なのか。
最後にLVMHを例にとり、その傘下ブランドをご紹介して、大きい溜息と深い深呼吸と共に、今日のブログを終えたいと思います。はあ~。

1) ファション(レザーグッズも含む)
ルイ・ヴィトン、ロエベ、セリーヌ、ケンゾー、エミリオ・プッチ、クリスチャン・ディオール、ジバンシー、フェンディ、ダナ・キャラン、マーク・ジェイコブス、トーマス・ピンク…..

2) パフューム・コスメティック
パルファン・クリスチャン・ディオール、ゲラン、パルファム・ジバンシー、ケンゾー・パルファム、……….

3) 時計、ジュエリー
タグ・ホイヤー、ショーメ、ゼニス、デビアス、フレッド、ディオール・ウォッチ、……..

4) ワイン(スピリッツを含む)
ドン・ペリニヨン、モエ・エ・シャルドン、クリュッグ、ヴーヴ・グリコ、ヘネシー、………

5) その他
DFS、セフォラ、サマリテーヌ、ボン・マルシェ、……….

今日の写真は、ブランドとは一切関係なく!、先日パリ行った時買ってきたたカードを撮ったものです。ロマンティック。アイデアがいいですね。

カード

この頃の女性のウエストの細い事。コルセットで締め上げていて大変だったでしょうけれど、とてもフェミニンですね。

女性

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