“フランスが好きなとこ”ってこんなとこ、ある日の出来事。

日本と比べると何でもアバウトな感がありちょっといい加減では? と感じる、それがフランス。
ストライキは日常茶飯事、電車の遅れはもう当たり前。でも慣れてくると予めそれを想定して
行動できるようになるのが不思議です。そんなフランスですが、反面、臨機応変に対応できる
その柔軟性が、どこかホッとできて、好きだな~と思う時があります。

ある日、サンジェルマン・デゥ・プレからバスに乗った私。
セーヌ川を渡ろうとする直前の信号待ちで、ドライバーが突然マイクで何やら話し始めました。
ドライバー:「..Oui ?」乗客:「..Oui !!」ドライバーがいい? OKか? と聞き、乗客がいいよ!!と言ったのです。
私は意味が分からず、お隣に座っていたマダムに何が起こったのか聞きました。
ドライバーが、”時間が予定より遅れているからショートカットしたいけど、問題ないかどうか?”を乗客に
尋ねたのだそうです。それに乗客も”問題ないよ!!”と答えた訳です。
その後バスはいつもとは全く違った道を走り、いつの間にか右岸に出ていました。
日本ではまずあり得ない出来事に流石パリ、流石フランス人だと思いましたね。
ドライバーも乗客もどちらとも、とっても柔軟……..私、好き~ (笑)

別の日はこういう事も。
夕方、普通でさえラッシュアワーの時間帯にデモの行進。
バスは後ろを付いていくしかない状況で、このままだと何時間かかる事やらと誰もが
うんざりし始めた時、セーヌ川に架かる橋を渡り終えたバスはいつもとはま逆の方向へ、
これまでのうっ憤を晴らすような猛スピードで走りだしました。
デモの到着より先回りしてデモを回避したのです。“カッコイイ~ !”でした~。

いつも礼儀正しく皆が規則を守る、その事で平和や安全、便利さや快適さが保たれている
それが日本です。こんなにきちんとしている国は他にはないと自慢です。
ですがフランスのアバウトさに触れる時、なんだかホッとした気持ちになるのも事実です。
2者選択を迫られると結果は明らかですが、私達の生活にも、エッセンス的にアバウトさが
付け加えられると、もっと素敵かな~っと感じさせられた出来事でした。

サルコジ大統領が住むエリゼ宮です。ちょうど衛兵の交代の時間でした。
前の通りはRue du Faubourg Saint-Honore (フォーブルサントノレ)パリの高級ブランドストリートですね。

エリゼ宮_copy

交代式はこんな感じで。
物凄い緊張感はありませんでしたね。そんな所もなんとなくフランス的?

衛兵交代_copy

パリはものすごく歩きます。歩けますと言った方がいいでしょうか?
モニュメントが見えているのでつい歩いてしまうのですが、凱旋門からシャンゼリゼ大通りを抜けて
コンコルド広場までは、実際歩くとかなりの距離です。

コンコルド広場に立つオベリスク。1892年にエジプトから送られたものです。
「ルイ15世広場」→「革命広場」→「コンコルド(調和の意味)広場」と名前が変わり、
パリの歴史を見てきた場所ですね。
ルイ16世、マリーアントワネット、ダントン、ロベスピエール..1300人以上が処刑された場所でもあります。

オベリスク_copy

噴水の向こう旧海軍省の隣には、5つ星ホテルHotel de Crillon(ホテルドゥ・クリヨン)があります。

コンコルド広場_copy

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“フランスが好きなとこ”ってこんなとこ、ある日の出来事。 への2件のコメント

  1. kyma より:

    はじめまして。

    私はリフォームの仕事をしているのですが、最近、日本流の生真面目さに疲れてきています。例えば、内装材の壁紙は朝10時半までに注文すると、その日の夕方には配送されます。夕方5時までに頼めば、翌日午前中に届きます。私にとってはありがたいのですが、そこで働いている人たちは大変だろうな、といつも思います。

    もちろん、私たちもリフォームの注文を受けると、納期を守り、出来栄えを気遣い、気が休まりません。というのも、日本人はサービスを当然と考えているからです。

    「9時に行きます」といった修理サービスの人が来ない、と言って、9時2分にクレームの電話をかけてくる人もいるんです!

    「交通事情だなんて言い訳は許さないよ。職人だったら渋滞を計算して出てくるもんだ」とおっしゃる方もいます。フランスで生活したことのある私には???です。

    もちろん、私は、営業には珍しい「遅刻の常連」です(笑)。でも、お客様いわく、私の顔を見ると「仕方ないな、許してあげよう、と思っちゃうんだよね」ということです。

    私はフランスが好きです。

  2. Yumi より:

    初めまして。お気持ちよくわかります。笑
    フランスのアバウトさに慣れると、日本の正確さがやや窮屈に感じますよね。

    信号が赤でも車が来なければつい渡ってしまいますが、もし警察官が見ていたら
    拡声器で注意される事間違いないでしょうね。
    フランスでは歩行者の信号無視は当り前だから、待てる日本人は忍耐強し!と思われています。
    電車の到着時刻の正確さは況やその停止位置まで誤差なく行われる日本と、
    電車は遅れて当たり前のフランスとでは、その隔たりはもう………..。

    そういう意味では、フランスと日本を行ったり来たりするとちょうどいいバランスがとれるのでしょうが、
    (冗談ですよ~)外国から来た人には日本の正確さが心地いいみたいですね。
    日本に居るとフランスのいい加減さが恋しくなり、フランスにいると日本の正確さが恋しい。
    結局、無い物ねだりなのかもしれません。
    だから後は、自分の気持ちをどんな風にコントロールするかにかかっているような気がします。
    これからも又時々コメントを寄せて下さい。営業、遅刻もへっちゃらです! :) )

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