チューインガムを噛みながら、5千万、1億円の物件の仲介をする女性

フランスでの滞在が3カ月を超えると、無性に日本が恋しくなりだします。
理由は多分、住んでいた頃と違って戻る事が前提だから、より贅沢な
気持ちになっているせいかもしれませんが………

そんな”恋しい”気持ちに、拍車をかける出来事が先日ありました。

友人のアパート(日本でいう所のマンション)が売りに出されているのですが、
購入希望の人が物件を見にやってくるという日に、たまたま居合わせた私。

約束の時間より30分程遅れるという電話があり、(電話してくるだけでもフランスでは
既にサプライズ!? この点はプラスの評価をあげたい)
その後約束の時間に、マダムお二人と不動産会社のエージェントの若い女性が訪れました。

「Bonjour! 」と超簡単に挨拶を交わした後、一応黒いファイルを抱えたエージェントの
女性は、「ここがリビング、ここがキッチンね。はい、バスルームとトイレ、それから
ここが…….AB●×▲×●▲….」と早口で、ざあ~っと室内の説明を始めました。

“え?こんなんでいいの?”と少々不安な私。

一通りエージェントの案内が終わると、(なんせ超特急なのであっという間でしたが)
友人の方からマダム達へ「何かご質問はありませんか?」と問いかけ、友人は時折
ジョークを交えながらも、気温から電源盤に至るまでの詳細な説明を始めました。
私は只成り行きを見守っていただけなのですが、そんな中、マダム達の後ろに立つ
エージェントの彼女の姿が目にとまり、………….

”え?うそ~。これ普通じゃないよね、日本ではまず、有り得ない!”

黒いTシャツに黒のジーンズ風パンツ。不釣り合いなとてもヒールの高~いサンダル。
服装もとてもカジュアルなのですが、ここはフランスでしかも南仏。ですからここは
100歩譲ってOKとしても、…….ガムをくちゃくちゃ噛んでいるんですね~。
”膨らませないでよね~”っと私はまるで彼女が自分の子供であるかのような心配まで
してしまいました。雰囲気、何となくわかってもらえると思います。

為替レートにもよりますが、南仏のそこそこのレベルの売り物件は、日本円で今、
4,5千万円から1億円以上します。”高い物を売るんだからそれなりの格好をしなさい”
と言ってるわけではなく、年齢性別、場所柄にかかわらず、やはりそこには最低限
守るべきルール、常識があるのでは?と言いたいのです。
ここはフランス。「今更何言ってるの?」と言われそうですが、この不動産会社だけが
特別であって欲しいと切に願った一日でした。
そして同時に、少し丁寧過ぎる、又規則で縛られる感のある日本人の応対が懐かしく、
誇りに思えた一日でもありました。

PS:フランスは今日から夏のソルドの開始です!
本来はフライングは許されないのですが、ソルド前にセールをスタートさせている
ショップが沢山ありました。フランスの不景気を感じます。

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