狐と狸、そして一つになりたかったフランス人

シャルリー・エブド社襲撃事件から11日が過ぎました。
「言論、表現の自由について」世界中で激論が交わされ、これまで特に“言論の自由”
と言う言葉を意識していなかった人も、改めて考えられたのではないかと思います。

しかし事件から時間が経つにつれて、

“事件そのものについての不可解さ”
(事件の捜査を担当した警察署長エルリク・フレドゥ氏が執務室で自殺)や、
感動的にさえ映った、各国元首・高官らが手を繋ぎ一列に並んで歩く、
追悼行進の写真が“実は捏造されたものだった”という事が証明写真付きで
報道されるまでになってきました。

支持率が15%にまで落ちたフランス、オランド大統領と、こちらも支持率ガタ落ちの
アメリカ、オバマ大統領、それからこの人、急激に支持率が下がり始めていて、3月の選挙で
首相の椅子を明け渡さなければならないかも?と言われている、イスラエルのネタニヤフ首相、
どうもこのお三方(狐と狸)がこの事件に絡んでいるか、若しくはこの事件をうまく利用する
のかもしれない?というような話が出始めました。

ここでこの話の信憑性を論じたり、詳細をリサーチしてリポートするのは、
私のブログの本意ではありませんので致しませんが、興味がある方がいらしたら、
海外の報道記事、又は素晴らしい翻訳をされていらっしゃる専門の方々の記事を
是非読んでみて下さい。とても勉強になります。

失業率は依然高いまま、不況は長引いていて商品は売れない、活気がなく、移民の問題が
次第に大きくなってきていた所で、今回の襲撃事件が起きました。
第二次世界大戦のパリ解放の時より多いとされる370万人の参加となった追悼デモですが、
結局皆、一つになりたかったのだと思います。
結束というか、団結というか、これまで溜まっていたストレスの解消などとは
決して言いませんが、まだ皆で団結する力が残っているのを確かめたかった、
力を合わせたかった、各人そういう気持ちが強かったのだと思います。

風刺画に賛成とか反対とか、シャルリー・エブド紙が好きとか嫌いとか、
言論の自由の為とか、色々な思いはさておき、ともかく、団結したかったのだと思います。
そしてそれはやはり、結果的に良かったと、私は思います。

これを機に又次のステップへ、市民革命で自由を勝ち取ったフランス人気質で
良い方向へ進めるよう祈るばかりです。

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