どこかの時点で、何かが出来なかったでしょうか?

川崎市の中学生殺害事件、チュニジア博物館でのテロ、そして今週24日に起こった
ジャーマンウイングスのエアバス320機墜落事件。ひっきりなしに続く悲惨な事件事故に
心が痛み、なかなかブログの更新が出来ないでいました。

僅か13才で極寒の川を裸で泳がされて、殺害されるまでのその恐怖を思うと
今もまだ、いたたまれない気持ちで一杯です。
どこかの段階で救えなかったのでしょうか?
少年法、今後どう検討されるのでしょうか?

それからテロ。
普通に観光している人達を、それも博物館を襲ったテロでした。
確かにチュニジアは渡航注意国ではありますが、楽しい旅行のはずが一瞬で
悲劇に変わりました。通常警備にあたっているはずのセキュリティーガードは
3人とも博物館にはいませんでした!

今週火曜日に起きた、150名の命が失われるという大惨事のエアバスの墜落事故。
ボイスレコーダーの解析によって事故当時の様子が次第に分かってきています。
内側からロックされたコックピットのドアを、斧で壊そうとしていたキャプテン。
事故は、副操縦士自らの手によって引き起こされた犯罪の様相を呈してきました。

1) アンドレアス・ルビッツ副操縦士(27才)は、自分が病気である事を会社に
  報告していなかった。
2) 医師から、”乗務不可”の診断を下されたにも拘わらず、(事故当日を含む)
それを無視して乗務していた。

まだ調査は始まったばかりで、今後もっと調べが進み詳細が報告されると思いますが、
彼は何故病気を報告しなかったのか?については、とても根の深い、パイロットの
雇用をめぐる問題もあるようです。突然命を絶たれた16人の生徒を含む149人の方々の無念。
”検査は万全だった”と言う親会社のルフトハンザ航空の責任は、どう問われるのでしょうか?

事故や事件は無くなりません。避けようがない事故や事件も沢山あるのは事実です。
でもその反面、何とかなったかもしれないと思われる事件や事故も沢山あると思います。
多くの犠牲を払ったにも拘わらず、同じ事が繰り返されていないでしょうか?
自分に関係ないからと、私達、見て見ぬふりしている事はないでしょうか?
世界が急速に狭まる中、いまや自分に関係ない事なんかなくなってきていると感じます。
もし事件が自分の子供に起きていたなら?親兄弟、或は自分自信に起きたとしたら?
小さな叫びは中々届かず、大きな声もいつしか小さくなっていく、そんな現代ですが、
それでも私達の努力なくしては、先には進めない事だけははっきりしていますよね。

先週訪ねた Aix-en-Provence の夜は、若者たちでとても賑わっていました。
そこからそう遠くない山に衝突して、大切な沢山の命が絶えました。

犠牲になられた方々のご冥福を、心よりお祈り申し上げます。

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