マルセイユで又テロ、怒りと悲しみ

昨日10月1日午後1時45分、マルセイユの中心に位置する鉄道の駅 (La gare)
Marseille Saint-Charles” の構外で、2人の若い女性が一人の男性に刺されて死亡した。
この犯人は、近くでテロの警戒に当たっていた警官によって射殺されたとの事。
犯行はテロによるものと直ちに発表されたが、テロだと断定されたのは、
犯人が襲撃する際「アラー・アクバル(神は偉大なり)」と叫んでいたという事実と、
中東の過激派組織「イスラム国」が犯行声明を出した事によるという。
繰り返されるテロのニュースに、過去に起こった事件が忘れられそうになるが、
あらためて振り返ってみると……….

言論の自由を訴えたデモに発展した”シャルリー・エブド襲撃事件”がおこったのは2015年1月7日
警官2人を含む12人が殺害された。
同じ年の11月13日、”パリ同時多発テロ”では130人死亡300名負傷。
去年、2016年7月14日、”ニーストラックテロ”では、84人死亡、202名負傷。
つい最近、8月17日、”バルセロナテロ攻撃事件”では、13人死亡、100人負傷。
犯行はニースのテロを真似たような手口で、ランブラス通りに車を暴走させて次々と人を撥ねた。

ニースのトラックテロの1週間前に私はあの近くにいた。
バルセロナに行くと、ランブラス通りを何度も歩き、ホテルもあの場所にとった。
Marseille Saint-Charles駅はToulonからCDGへ向かうTGVに乗ると必ず停車する駅だ。
CDGから日本へ帰る私は、もう何十回と乗っていて、通っている駅だ。

犯行は無差別に行われ、被害者は、”只その場に居たから運が悪かったんだ”といった風に、
突然に命を絶たれる。今回のSaint-Charles駅での襲撃で亡くなった2人の女性は、
人が集まるコンサート会場に居たわけでもなく、駅の側に立って居ただけではなかったか。
犯人がすぐ射殺されたのも、警官が常に駅周辺で警戒をしていたからで、警戒は十分だったと思う。

明日は我が身?とテロを恐れはしないが、いつ自分の身に起こってもおかしくないと言える。
頻繁に起こるテロに、激しい怒りを覚えると同時に、なんの理由もなく突然命を絶たれた方々、
残された家族の気持ちを思うと、やりきれない悲しみがこみあげてくる。

そしてたった今、銃乱射で”50人死亡、200人以上の負傷者が出た”とのニュースが流れている。
今度はアメリカ、ラスベガスの「マンダレイ・ベイ・ホテル」の屋外イベント会場で起こった。
ホテルの上層階から会場に向けて銃を乱射したらしい。
武装グループとの関係は低いと言う事だが、アメリカでは銃乱射事件が繰り返し起こっている。
それでも銃規制がされないアメリカ。

テロ、銃乱射、この非道な行為を止める術はないのだろうか?

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