”女性が惚れる”って格好いい!

ニュースで女優の樹木希林さんが亡くなった事を知った。
”全身がん”とおっしゃっていたのは知っていたのだが、
こんなに急に亡くなるとは、”急”を予想させて下さらなかった。
一番好きな女優さんだった。
希林さんの死で、彼女が見せたある行動を思い出し、
今私は、”愛”について改めて考えさせられている。
その事を書きたくなった。
”ある行動”、それは、裕也さんが事件を起こした際の事だ。

ずっと昔の事で詳しく覚えていないのだが、確か女性問題で
裕也さんが警察で事情聴取されて、……..
報道陣から「裕也さん!どうなりましたか?」等々質問攻めに。
その時、希林さんが自分の腕を裕也さんの背中に回して
(マネージャーがタレントを庇うあの感じ)で、去って行かれた。
ほんの一瞬の出来事だったが、”ロッカー”と称する彼が、
まるで子供の様で、”希林さん、本当にこの人を愛しているのだな~”と
とても強く感じたのだ。

”惚れる”という言葉は、男女の別なく共通に使えると思うが、
何となく、男性が女性を引っ張っていく、男性が女性に惚れる感がある。
でも希林さんは違った。
生前彼女はこんな事を言っていた。

*もし生まれ変わったら、内田とはもう逢いたくない。もし次逢ったら、
また好きになってしまって、また大変な人生を送ってしまうから。
*籍を入れた以上、引き受けていくしかない。夫の中には今も、
純粋なもののひとかけらがみえるから
*内田裕也の全てが、好きです。全てが

一見、裕也が破天荒でハチャメチャで、私の方はそうでなく見えるかもしれないけど、
実際は彼より私の方がもっと破天荒でハチャメチャですから。とよくおっしゃってた。
100組のカップルがあれば、100通りの愛し方があって、愛情の深さが
男>女 でも 男<女 でも、或は 男=女 でも 果たしてどれがベストかなんて
分からないけれど、希林さんみたいに、女性が男性に”惚れる”っていうのも、
実にカッコイイではないかと、羨ましいなと、そんな風に改めて思った。

ところで、裕也さんにこう言われたと希林さんが語ったのが、笑える。
『全身ガンで明日にでも死ぬのかと思っていたら、やたら元気でいろいろなところに顔を出すので、
あれはガンガン詐欺(笑)だと思われているよ』って。
こんな所に希林さんは惚れたのかな?

希林さんへ、
あなたの名言集の中に、”私の想いとまったく同じ!”を沢山見つけました。
それがただただ嬉しくて。
自分に正直に、力の限りこの世を生きたあなたを尊敬しています。
沢山の人から愛されましたね。私からは、”ご冥福をお祈りします”の代わりに、
”あちらでもジョークを飛ばしてロックにお過ごし下さい”と。
この世を完全燃焼する生き方を示して下さり、有難うございました。

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