天才ジャズピアニスト、対照的な二人

ジャズにはあまり詳しくない私ですが、LIVEのコンサートは大好きで。
イエールからボートで20分足らずの島、Porquerollesでブラッド・メルドー
(Brad Mehldau)のコンサートがあるというので行きました。
どこかシャイで優しそうな人柄が感じられる彼と彼の演奏を………

これまでずっと楽しみに聞いていましたが、正直今回はがっかりでした。
注目のドラマー、マーク・ジュリアナと一緒にパフォーマンスしているせいか
ブラッドは殆んどアコースティック・ピアノは弾かず、フェンダーローズと
シンセのみ。

そんな気持ちの時、「ああ~数年前にマシアック(Marciac)で過ごしたジャズの日々。
ウェイン・ショーター、チック・コリア、スタンリー・クラーク、そうそうたるメンバーで
楽しかったな~。スタンリー・クラークのコントラバスはすごかったあ~!」

「ん?そう言えば、アンティーブ(Antibes)、ジュアン・レ・パン(Juan-les Pins)での
ジャズコンサートって今じゃ?」と思い出して検索すると、なんと‼
明後日が、チック・コリア(Chick Corea)とスタンリー・クラーク(Stanley Clarke)
ではないですか!(7月の話です)

これは、行きなさいという事なのだと、都合よく解釈して行って参りました。

20:30スタートでしたが、前座の演奏が延々と続き、チック・コリアとスタンリー・クラーク
の登場は23時。「疲れてないですか~」と陽気なチックの声に、お疲れ気味の観客の皆も
テンション上げて。
最後は、チックがメロディーを弾いて、観客の皆がそれをまねるという、聴衆皆が一体となった
本当に楽しいライブでした。スタンリー・クラークも相変わらず素晴らしかった。

チック・コリアは勿論天才ジャズピアニストと言われていますが、もう一人の天才は
キース・ジャレット(Keith Jarrett)ですよね。

キースについては、7月4日のパリのサル・プレイエルで、観客の”咳”、それに続く”野次”が
原因で、演奏を途中でやめてしまいました。後で知ったのですが、5月の大阪公演でも、聴衆の
マナーが悪いと言う事でコンサートが中断したらしいですね。

キースのジョアンレパンでのコンサートに2度行きましたが、事前に注意があったせいもあってか
写真を撮る人はいなかったと思います。ですが、私の前の席のカップル、特に女性が、ず~っと
おしゃべりしていました。野外だから彼には聞こえなかったのでしょうね。
アンコールに応えようとしたまさにその時、花火が始まったので、笑いながら演奏をやめたのですが
あの時はキースもすごくのっていて、笑顔一杯で、今年のように神経質ではありませんでした。

キースのコンサートはボランティアではないのですから、「聴衆全員が罰せられるべき」
という今回の彼の発言、私は納得できません。
”咳”は我慢しようとしても、むしろ我慢すればする程でてしまうものです。
もしかしたら聴衆の中には、彼の大ファンで、大病をおしてやっとのおもいでコンサートに
来たた人がいたかもしれません。
いくら天才芸術家と言っても、聴衆あってのライブなのではないでしょうか?
行き過ぎはいけないと思います。

二人の天才ジャズピアニスト。
二人同時にマイルスデビス・バンドに参加していたのは、僅か4か月だったらしいのですが、
マイルスに多大なる影響を与えたと言われる二人です。そして当時から現在に至るまで、
ライバルと見られてきた二人でもあります。
チック・コリアのように、キースにも、かつての笑顔を取り戻して欲しと切に願います。

指定席の当日券が手に入らず、立ち見となったのですが、ラッキーにもベンチに座る事ができて、
大画面のモニターで表情も見て取れて、立ち見も結構悪くないと思いました。

juan-les Pins Antibes

こちらは、Porquerolles でのジャズコンサートの案内パンフ。可愛いかったので、ご紹介です。

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