- 2010-04-12 (月) 0:08
- アート・ファッション
今日はベルギーの画家、ルネ・マグリット(Rene Magritte)についてのお話です。
マグリットは1898年、ベルギー西部のレシーヌに生まれます。”イメージの魔術師”と呼ばれるマグリットは、20世紀美術の
もっとも重要な運動の一つである、”シュルレアリスム”を代表する画家といわれています。
マグリットの作品は、事物の形は明確に表現され、筆触をほとんど残さない古典的ともいえる描法で描かれています。ですが、
その絵画の表現は、空中に浮かぶ岩、鳥の形に切り抜かれた空、指の生えた靴といった不可思議なイメージであり、又それらの絵に付けられたこれまた不可思議な題名も合わせて、見る人を戸惑わせ、考え込ませる、そんな絵画といわれます。
私はさだまさしさんの歌が大好きで、そんな彼の歌に、…………………..
「マグリットの石」 という題名の曲があります。
♪ 愛想笑いで生きるより、ののしりの中で死にたい
そう吐き捨てて遠くを見てた 眼差しがとても恋しい
生まれながらに与えられたものなんてほんの僅かなもの
嘘で磨いた輝きよりも 真実のまま錆びた魂が欲しい
お前の口癖だったそんな とがった言葉達が今さら
熱くおれの胸を揺さぶる やっと時代がお前に追いついた
愛想笑いで~
輝くのは一度だけでいい 砕け散るそのひと時だけで
売り渡してたまるかこのプライド お前の声が今でも聞こえるようだ
マグリットの石は俺達の 時代を見透かして笑ってる~♪
これはマグリットの「ピレネーの城」を歌ったものだと思います。
”マグリットの石は俺たちの時代を見透かして笑ってる”………言い当ててるな~と思います。
写真はその「ピレネーの城」です。彼の作品の中で私が一番好きな絵です。

「大家族」という題がつけれれた絵です。フランス語でも La Grande Famille となっていました。

マグリットの生涯は、有名画家にありがちな波乱や奇行とは無縁の平凡なものだったようです。
3LDKのアパートに幼なじみの妻と住み、この妻と生涯連れ添います。又性格もきちょうめんだったようで、
待ち合わせの時間には遅れず、夜10時には就寝するという、そんな規則正しい生活をしています。
常にスーツにネクタイ姿で絵を描いていたといわれ、専用のアトリエは持たず、台所の片隅にイーゼルを立てて
制作していました。制作は手際がよく、服を汚したり床に絵具をこぼしたりすることは決してなかったそうです。
↑ブログランキングに参加しています。
- 新しい記事: 2010年4月14日、南仏とパリの天気予報
- 前の記事: お好みはどのガーゴイル?恐~
コメント:6
- eriko 10-04-17 (土) 23:01
-
♪マグリットの石♪私も好きな曲です。
画家ルネ・マグリットは上野の美術館で始めてみ観た絵にテーブルの上にキャンドルその横には男性が、そしてライオンが座って居るという構図で、色はグレイと白がベースだったようなそんな絵でしたが、それが出会いとなり、彼の絵に吸いこまれて行きました。優しい絵に心がほっとしますよね!
でも一押しはシスレー。彼の足跡を辿ってサンマメまで行ってしまいました。是非一度さだコンに足を運んでください。
- Yumi 10-04-22 (木) 4:55
-
これからどんどん年を重ねていく事は避けられないけれど、何かに感動する気持ちだけは失くしたくないと思います。
音楽、絵画、文学、これまでいろいろ聞いてきた、見てきた、読んできた、そんなつもりでも、まだまだ知らない事の方が多いと、最近つくづく感じます。ところで、さださんのこと、まッサンと呼ぶ人多いんですね。笑 あ~それにしても(今彼の歌をYou….で聞きながら書いています。104曲連続で聞けます)彼の詩はどうしてこう気持ちを言い当てるのでしょうか。ファンだけが集うコンサートの雰囲気はまた別ものでしょうね。その日が来るまで、暫くはyou….のお世話になります。いつもブログを読んで下さってありがとうございます。Yumi - 通りすがり 10-04-25 (日) 2:42
-
高校生の頃、「マグリットの石」を聴いて、歌詞の中の「お前」のような生き方ができるかどうかと、まっさんファンの友人と、これから出ていく社会の荒波に思いを馳せていたのを思い出します。
あれから二十年が経ち、いまは遠く日本を離れて暮らしていますが、この歌を聴くと、あの頃の自分が持っていた(はずの)矜持の気持ちを思い出します。その友人とも連絡が絶えましたが、どこでどのような人生を送っているものか。マグリットの静かな人生の中にも、そんな矜持の気持ちが燃えていたのでしょうか。
さだまさしの歌の中でも、五本の指に入るくらい好きな作品なので、書き込み、失礼いたしました。
- Yumi 10-04-25 (日) 9:55
-
書き込み嬉しく読みました。
私はパソコンの前に座って仕事をする時間が長いので、大抵バックにはまっさんの歌が流れています。
日本語が飛び交わない環境で彼の歌を聞くと、まっさんの語彙の豊富さ、繊細さ、暖かさ、力強さ、
時には笑わせてくれて、まっさんの才能にもう脱帽です。
私の友人の一人にフランス人の画家がいますが、彼は誰からも好かれて、自分から戦う姿勢など微塵も感じさせないのに、
そんな彼の絵はどこかシュールで、奥に秘めた怒りを感じる事があります。
人は見かけによらないんだと、彼を見て思います。
歌には不思議な力がありますよね。その時代の自分がよみがえってきます。しかも香り付きで。
お友達、元気で暮らしていらっしゃる事を願います。
さっきまっさんが歌った♪~470円、でも三森で何をする~♪ で思わず笑ってしまいました。
泣きたい時も、笑いたい時も、まっさんの歌、お世話になっています。
又これからも時々ブログをのぞいて、書き込みして下さい。
Yumi - 受験生 11-12-13 (火) 11:14
-
マグリットの作品は、とても奥が深く心がおちつく。
- Yumi 11-12-13 (火) 21:33
-
コメントをありがとうございます。
マグリットの絵、私も好きです。
彼の絵、それから絵につけられた題が又いいですね。
彼の絵を見てると、“小さい事でくよくよ悩みなさんな”って励まされるようで、
元気が出ます。そして暖かい。
受験生さん、受験うまくいきますようにお祈りします。
物事なるようにしかならないんだから、ケ・セラ・セラ(que sera sera)ですね。
ところで、これスペイン語なんですね~。
トラックバック:0
- Trackback URL for this entry
- http://www.yumibooks.com/blog/fashion/1259.html/trackback
- Listed below are links to weblogs that reference
- さだまさしの歌「マグリットの石」と「ピレネーの城」 from YumiBooks ブログ








