ヴァンゴッホ(Van Goho)ファン必訪!オルセー美術館(その1)

3月30日の日曜からフランスは夏時間がスタートし、日本との時差が7時間となりました。
先週用事でパリへ行ったのですが、私の中では、Pris=オルセー美術館=Van Gogh
という事になっていまして、…..

そういう訳で、いつものように又、 Musée d’Orsay へ行って参りました。
オルセー美術館と言えば、印象派絵画の宝庫として有名ですが、今回は3月11日から
始まったばかりの「ヴァン・ゴッホ/アルトー」(Van Gogh/Atraud)特別展を
堪能する事が出来ました。(~2014年7月6日まで開催)

入口広場にある特別展のポスターです。

Gogh & Artaud

ヴァンゴッホ(1853~1890)は世界中の誰もが知っている、19世紀を代表する
後期印象派に属すると言われる画家ですが、ではアルトー(1896~1948)とは誰なのか?
ヴァン・ゴッホとどういう関係があるのか?

*Antonin Artaud (アントナン・アルトー): ギリシャ人の両親の元、マルセイユで生まれる。
20世紀総合芸術の第一人者。俳優、詩人、演劇家、小説家。
1920年代に俳優としての活動を始め、20年代後半には、多くの映画に出演、又、脚本を書く。
シュルレアリスム運動に加わるも、ブルトンと衝突。
1936年から9年間、精神病院に収監される。退院後に書いた評伝『ヴァン・ゴッホ』が
サント・ブーブ賞を受章。ドゥルーズやデリダの思想に影響を与え、現代の芸術を語る上で
欠かせない存在とされている。

という訳で、今回の特別展は、アルトーが残した評伝*「ヴァン・ゴッホ」
を元に構成されています。

*日本語訳より:”…..すべての狂人のなかには、理解されざる天才がいて、
かつて彼の頭の中で輝いていたこの天才の観念が、人々を恐れさせたわけだが、
この天才は、人生があらかじめ彼に課した、八方ふさがりの状態から抜け出す道を、
錯乱のなかにしか見出しえなかったのだ…..”(筑摩書房)

世界から狂人とみなされたアルトーは、狂っているのはこちら側ではなく、
”世界こそが狂っている”と反撃しています。

アルトーの評伝「ヴァン・ゴッホ」は、あくまでアルトーが思い、考える所の
ヴァンゴッホであって、この評伝からヴァンゴッホを知ろうとしてはいけない
と、私は個人的にそう思います。

アルトーの話はここまでにして、特別展ですが、ヴァン・ゴッホの油彩画が40点
デッサンや手紙、アルトーによるデッサン、映画も上映されています。

私もこれまでオルセー美術館でヴァン・ゴッホの作品を沢山見てきましたが、
今回の特別展では、ワシントン美術館、アムステルダム美術館、メトロポリタン
美術館等からの借り入れが多くあり、初めて目にする絵画が多く感動しました。
彼の絵画はまるで、昨日描かれたみたいに鮮やかにその色を保っていて、
いつ見ても、何度見ても飽きません。

7月6日まで開催されていますので、フランスに来られる予定のある方は、
是非この特別展をご覧になる事をお勧めします!

オルセー美術館(その2)はGustave Dore (ギュスターブ・ドレ)を
予定しています。こうご期待!? :))

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