- 2010-03-16 (火) 23:57
- アート・ファッション
今日は、絵画についてのお話です。
12年前、L.Aに行った時の事です。あの頃はゴルフに夢中で、L.Aでゴルフができる事が嬉しくて、嬉しくて。
ですから、どこかの美術館を案内するよと言われて、「気分転換に是非!」とは言ったものの、正直あまり期待していなかった
のです。行ってみれば、それはそれはりっぱな美術館で、大きく広く、開放的で、素晴らしいロケーションの中にありました。
そうです! L.Aの美術館で人気No.1の…………….
ゲッティーセンターでした。
いくつかの部屋を見終わって、では次の部屋へと足を一歩踏み入れた途端です! たくさんある絵の中の一枚の絵が、
私をぐんぐん惹きつけるのです。
絵の前まで何かに引っ張られるように行って、もう動けない状態になってしまいました。無条件にです。
誰の絵なのかとか、そんな事考える余裕はなかったです。
暫くその絵に釘づけになった後、冷静になってようやく、画家の名前と、これがそうなのだと知ったのです。
私が愛してやまない、ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(私はこう呼ぶ方が好きなので)の”ひまわり”でした。
* フィンセント・ファン・ゴッホの方がオランダ語の発音としては近いそうです。
そんなのありえないと思われるかもしれません。ゴッホのひまわりなら誰だって一目見れば分かりますからね。
私だって、花瓶に生けられたひまわりの絵画が7点ある事や、ひまわりのコピーはそれまでにたくさん見ていました。
ですが、本物は初めてだったので、ああいう状態になったのだと思います。
奇行とされるゴッホの耳切り事件は、実はゴッホ自身の手によってでなく、ゴーギャンがやったのではないかという説。
最後に描いたとされる絵、「ドビーニーの庭」についても、同じ絵を2枚描いたのに、一枚の絵には猫が描かれ、
もう一枚の絵からは猫が消えています。
猫が消えているのは、不吉だからと彼自身が後で消したのか、それとも誰かが後から消したのか、まだわかっていません。
ゴッホは猟銃で自殺したとされていますが、自殺するのに使うには?と思われる銃であったり、右利きのゴッホではありえない傷だったりと、他殺説さえあります。
そんな不思議をたくさん残したゴッホですが、彼の絵は本物だったんだと、あの不思議な体験を通して思っています。
フランスにいると、絵画に限らず、いろんな分野の本物に巡り合う機会が多いように感じます。
19世紀の世界をもっともっと覗いてみたいと思います。
写真はゴッホのひまわりです。

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