- 2010-05-30 (日) 7:58
- フランスの文化・習慣・生活
最近、南仏も少し不景気かな? と感じる事があります。
南仏、コートダジュール、ニース、カンヌ、サントロぺ、ブリジットバルドー、カジノ、…..こんな言葉から連想されるのは、
眩しい太陽と、華やかさ、リッチな感じです。そしてそれが南仏の売りでもあるのです。
ですがここは、いつも旅行客で賑わっているわけではありません。ハイシーズンを除いては、地元の人達が普通に
暮らす街です。
そんな普段の暮らしぶりを見ていて、”数年前とは少し違うな~”と思う事がありました。
ユーロが下がり始める少し前あたりからそうなった気がするのです。
例えばあるスーパーマーケットに久しぶりに行って、買おうと思って探した商品がないんです。
いつも必ずあったものです。全体的に活気がなく、以前より商品の数も減っているような、
同じ商品でも安いものから売れているような、そんな雰囲気でした。
毎日そこに行っている人は気付かないのかもしれませんが、私は久しぶりだったので、変化にちょっと驚きました。
日本と違ってマスコミが、”不景気不景気”と煽ることはあまりありませんが、友人の給与も以前より下がったと言って、
節約モードに入っているのも確かです。
ウソか本当か正確な調査をしたわけではありませんが、離婚も増えているらしいです。
フランスは共働きが多いですから、節約モードが何かを引き起こしたのかもしれません。
私も節約モードに入るべく、イカを買いに行きました。(?? イカがどう関係するかでしょ?)で、魚屋さんに…………..
「生のイカは今日ないの?」って尋ねると
*注:”生” と “茹でたものの” 区別ではありません。(冷凍のイカを解凍したものを売っている事の方が多いので)
「もう、高くて買えない、ちょっと難しいよ。水揚げが少ししかないうえに、それをレストンが買い占めるだろ。」との返事。
少し前にその魚屋さんへ行った時、握りにできそうな新鮮なイカが安かったので、(それでも日本よりずっと高いのですが)
料理にイかを使う事が多い私は、今のうちに多めに買って冷凍しようかと、そう思って走ったのです。
サナリーやバンドールでは”魚が超高い!” と超までつけませんが、ほかの街では値がかなり上がっているようです。
友人が言っていました。「ちょっと買ったら、60ユーロ、100ユーロだってするんだよね~」って。¥7,000以上です。
例のマグロの問題もありますし、全体的に水揚げも減っているようです。
そう言えば魚屋さんでなく、朝早く港へ行けば、釣ってきたばかりの魚を漁師さんから直接、安く買えます。
皆さん賢くなって、そうしている人も増えてきました。
それに、昔は安く買える分そのまま(鱗など落とさず)買うしかなかったのですが、最近は鱗と内臓は取ってくれます。
写真はドラド(dorade)、鯛です。塩コショウをして、オリーブオイルをかけ、香草と一緒にアルミホイルで包んで、オーブンで焼くとおいしいです。

写真はラスカス(rascasse)、辞書ではカサゴの一種とありますね。私は煮つけか、唐揚げにして食べます。魚屋さんでもよく並んでいます。

サンピエール(Saint-Pierre)、マトウダイですね。私が大好きなお魚です。レストランでメニューにこれがあると必ずオーダーします。(味付けに間違いがないから? 笑) フレンチでは、三枚に卸して、塩こしょう、小麦粉をつけて焼iいてある事が多いですね。ソースが決めてですが、自宅であっさり食べるなら、焼汁にレモン、白ワインなどを加えて、それをかけただけでもおいしいです。ですがこの魚、要注意ですよ! 魚屋さんでさばいてくれませんので、自分でやったら、手が血だらけになった事があります。(涙) だからサンピエールが食べたいなら、レストランで。

テュルボ(Turbot) 辞書にはイシヒラメとあります。最近買いました。10ユーロでした。知ったかぶりでさばき始めたのですが、途中で自信がなくなって、youtubeでさばき方を学習(アップして下さった方、ありがとうございます。)して、何とかできました! でも切れる包丁って大事ですね~。5枚におろしたので、骨に付いた身(下手くそだからたくさん付いていました)と頭などを、お煮つけで食べて、白身をほんの少しだけ、お刺身で(ポン酢をかけて)食べたのですが、お腹は大丈夫でした。生で食べるのには覚悟が必要です。残りはまだ冷凍庫にあります。

こちらにいると、日本のお刺身がまるで芸術品のように思えます。和食料理人さんのすごさがわかります。何でも自分でやらないといけない環境にいると、なんとかできるものですね。毎日何かが起こり、鍛われます。笑
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