- 2010-02-01 (月) 15:02
- 日本滞在
昨日、長崎県美術館で開催されている、オルセー美術館展に行ってきました。
パリのアールヌーヴォー(Art Nouveau et Industrie du luxe à Paris)と題して、パリのオルセー美術館(Musée d’Orsay)からの作品が展示されていました。
今日は、オルセー美術館についてのお話です。
オルセー美術館 は、パリにある19世紀美術の展示を専門とする美術館です。クールベ、マネをはじめとして、モネやルノアールなどの、印象派の画家の作品がたくさん収蔵されていることで有名ですね。この美術館の建物は本来、1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設された、オルセー駅の駅舎でした。その頃の駅は、オルレアンやフランス南西部へ向かう長距離列車のターミナルとして、地下に10線以上のホームを備えていました。ですが、…….
1939年に近距離列車専用駅となり、駅施設を大幅に縮小します。その後、この建物はさまざまな用途に用いられます(一時は取り壊しの話もありました)が、フランス政府によって、19世紀美術を展示する美術館として生まれ変わることとなるのです。こうして1986年、オルセー美術館が開館します。
美術館の中央ホールは、地下ホームの吹き抜け部分をそのまま使っていますし、館内の大時計はとても印象的です。
ここには、2月革命のあった1848年から、第一次世界大戦が勃発した1914年までの作品を展示することになっていて、それ以前の作品はルーヴル美術館に、それ以降の作品はポンピドゥー・センターにという政府の方針のようです。
絵画、彫刻だけでなく、写真、グラフィック・アート、家具、工芸品など多岐にわたって19世紀の作品が展示されています。
写真は長崎県美術館、裏側から撮ったものです。近くに水辺の森公園があって、静かでとても奇麗な美術館です。

美術館右手から、稲佐山の展望台を撮ってみましたが、お天気が悪くて残念でした。

私はルネ・ラリックの作品がとっても好きなのですが、今回、彼の作品が数点ありました。館内は写真撮影禁止なので、絵ハガキの写真です。
ですが、佐世保市にある「弓張の丘ホテル」の”ガラスの丘美術館”には、彼が宝飾デザイナーとして活躍していたアール・ヌーヴォー期のペンダントやブローチをはじめ、ガラス工芸を始めた頃の初期の作品から、アール・デコ時代の円熟期の作品まで、300点あまりが展示してありますよ! お勧めです!

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