”父は誇りを母は優しさを”心温まる映画 プロバンス

今年の南仏は驚くほどお天気が悪いです。
5月も半ば近くというのに、昨日はダウンジャケットが必用な程肌寒かったり、
ここ1週間程は晴れ間が見えません。
只、当たらない天気予報によると(笑)、今週末から晴天になるようですが……。

今日は映画、”La Gloire de mon père”原題:父の栄光 (邦題:マルセルの夏)と
その続編、”Le Château de ma mère” 原題:母の城(邦題:マルセルのお城)のご紹介です。
この映画は、……………….

作家であるマルセル・パニョル(Marcel Pagnolー1895~1974)の回想録、「少年時代の思い出」
を基にして、イヴ・ロベール監督によって制作されました。
ですから出来れば、初めに「マルセルの夏」、続いて「マルセルのお城」と両方見て頂きたいです。

「プロバンス物語/マルセルの夏」
原題:「父の栄光」とある様に、少年マルセルの父に対する尊敬や憧れ、歯がゆさ。
そんな彼の感情を、ある時は真剣に、又ある時はユーモアを交えて描かれています。
今も景色はさして変わらない、プロバンスの自然が美しいと言うより雄大で力強く、
マルセルの父を思う気持ちが切なく心に染み入ります。
そして”父の栄光”とは何だったのか分かります。

「プロバンス物語/マルセルのお城」
原題:「母の城」マルセルの夏では、父への尊敬が描かれていましたが、
此方では、マルセルの母への思慕が描かれています。又初めての恋のときめきと失望も。
母親役のナタリー・ルーセルがとても美しく、優しさ溢れていて、
こんな母親を持った子供は本当に幸せだとつくづく思います。
映画の最後は少し悲しい。(涙) これが現実なのかと……。

両作品共音楽は映画音楽の作曲家として有名な、ウラディミール・コスマ Vladimir Cosma)
素晴らしく調和していると思います。
マルセル役の少年も、親友のリリ役の少年も、地元南仏の子供と言う事で、納得ですね。

久しぶりに暖かな気持ちになる映画を見ました。
幸せを絵に書いたような家族などと言わず、素直な気持ちで見て欲しい映画です。

マルセル一家

マルセルの夏

マルセルのお城より

マルセルのお城

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