フランスの店員さん

今日は、フランスの店員さんについてのお話です。

”店員さん”と一概に言っても、ブティック、市場、デパートメントストアー、スーパーマーケット、各お店のレジ係の人……..等々、いろんな職種の方がいらっしゃいますよね。
ですが今回は、日本の店員さんとは、ここが特に違っているな~と思われる事をお伝えしたいと思います。

私が一番違いを感じるのは、………………

スーパーマーケットのレジ係の人ですね。カルフール、ジアンカジノ、ルクレール、スーパーU、スーパーの大小にかかわらずこの現象はあります。笑

フランスでも日本でも、お買い物の量が少ない時は、プラスチックで出来た籠を使いますよね。フランスでは、商品の数(種類でもOKの所もあります)のトータルが、10点(10アイテム)以下ならば、それ専用のレジを使えますので、延々とレジに並ばなくてよくて便利ですね。海外では、このシステムをとっている所が多いです。

ですが、スーパーに来る殆どの人が、大量のお買い物をしますから、(日本でも最近よく見かけるようになった)カートを使います。駐車場まで押して行けるところが便利です。

平均的なカートの中はと言うと……..

ミネラルウォーター1ダース(又は6本)、ワイン最低一人2,3本、肉の塊3kg、その他の肉、チーズ、野菜、果物、お菓子、パスタ及びそれ用ソース、ミルク、ティッシュペーパー、大型洗濯用洗剤、食器洗い機用に洗剤、塩、食器に輝きをプラスする液体、冷凍食品、ペットが猫だとするとそれ用缶詰、犬なら5kg以上のドックフード、その他いろいろで、カートは一台では足りないくらいいっぱいになります。

レジ一か所にカートが何台も並んで順番を待ちます。ベルトコンベアーに乗った商品をすべてそのまま又カートに放り投げる人は、そんなに時間はかかりませんが、冷凍食品はそれ用のビニール袋、その他の商品は別の持参の袋に詰める。そういう風に仕分けしてからカートに戻す人の作業は、それなりに時間がかかります。

どんなに後ろに人が並んでいようと、そんな事を気にする人は私たち日本人くらいで、フランスの人は全く気にしません。ですから商品の収納を納得のいく方法で完了してから、やっと支払いとなるのですが、現金で支払う人はかなり少なく、カードで支払う人がほとんどです。

バックからお財布を取り出すのに数秒、スーパーのメンバーズカードを持っていたら、それをまず店員さんに渡し、読み取り後お客に返却、それに数秒、その後クレジットカード(銀行カード)を読み取り機に入れて待つこと数秒、暗証番号を入力し待つこと又数秒

こんな風に1台のカートを済ますのにかなりの時間を要します。ですが支払いがカードでなく、チェックだったりするともっと待たされます。日本ではチェック(小切手)で支払いができる店舗はないと思います。

最悪に時間がかかるケース(笑)をそれでも軽い順にご紹介すると……….

*ケースA

1) バックからチェックを出す。2) ペンを持ってない事に気付き、レジ係の人にペンを借りる。 3) 金額を数字とアルファベットで記入する。 4) 記入ミスをしたので、一枚目を破る。 5) 二枚目はさすがにミスをしないように注意しながら記入する。 6) 切り取ってレジ係に渡す。 7) レジ係の人が身分証明の提示を求める。 8) 身分証明をカードホルダーから抜いて渡す。 9) ソーシャルセキュリティーナンバー等確認後、返却。 これで、さようなら。

*ケースB

ケースA  プラス、商品のクーポンを提示する人です。
電化製品、コーヒー、洗剤などその時々で、”次回購入時には0.5ユーロ割引します”というようなクーポンが付いている商品を買った人が、それを提示して実際割り引いてもらう時です。レジ係の人がこの小さな紙切れに何やら記入して、それをクリップで留めるなどの作業がプラスされます。

*ケースC

ケースA プラス ケースB プラス おしゃべり!!
レジ係の人とお客さんがたまたま知り合いだったりすると、カートから商品を取り出してベルトコンベアーに乗せる、この段階からおしゃべりがスタートします。これは延々続きます。レジ係の人の手の動きははさすがに止まりはしないのものの、お互い身振り手振り。

これがカップルだったりすると、話にも満開の花が咲き、さして面白くもないようなジョークまで言い合い、最後は”誰だれさんによろしくね”などど、まだ話し足りなさそうな笑顔を残し、ここでやっとお買い物終了となるのです。

レジの係の人だけでなく、お肉屋さんでも、野菜屋さんでも、パン屋さんでも、似たような光景に出合います。次に待っている人の事はさして気にしません。ラテン系の人は「短気」なんて言われていますが、自分の番が来るのを文句も言わずじっと待てるその姿を見て、「日本人だったらきっと文句言うだろうな~」と少し不思議に思うのです。

私がフランスが大好きな理由の一つにあげるのは、店員さんがお客さん全員に必ず、最初は「こんにちは。」最後には「ありがとう! さようなら。」とか、「良い一日を過ごして!」などと言ってくれることです。どんな時にも、「メルシー! (ありがとう!)」とお互い言い合うのは本当に気持ちのいい事ですね。

写真はイエールの町のワインショップです。

ワインショップ

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カテゴリー: 南仏プロヴァンス生活   タグ:   この投稿のパーマリンク

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