アイスランドの火山噴火の大騒ぎ

アイスランドの火山噴火による欧州空港閉鎖が、昨日ほぼ解除されたようです。
今日はその噴火に関するお話です。

私が日本から戻ってきてすぐアイスランドの火山の噴火による空港閉鎖が始まり、私は間一髪難を逃れる事ができました。
ですが今回の火山噴火により、航空機合計10万便以上が欠航し、約950万人が影響を受けたとされ、英国紙は「第二次大戦以来の混乱」と書いています。

ところで今回の噴火の火山灰の成分ですが、この成分には…………….

シリカ(ケイ酸)が多く含まれている事が分かりました。
これはガラスの主成分でもあり、研磨剤としても使われる硬い鉱物です.

このシリカ、いくら微細な粒子でパウダー状になっていても、研磨剤である事にかわりなく、飛行機のコクピットの窓を傷つけたり、それよりももっと重要なのは、このシリカの粉がエンジンに入り込むと、高熱によってガラス状に解けて詰まり、それがエンジン停止の原因になるらしい事です。

実際、1982年にブリティッシュ・エアウェイズのボーイング747型ジェット機が、インドネシア上空で火山灰の中に突っ込み、
エンジンが4基とも停止した事故があり、その時は幸いなことにエンジンが再び動き出したので大事故にはならなかったの
ですが、その経験を踏まえて、今回のような措置が取られた模様です。

飛行機が飛ばないなら鉄道でと思いきや、フランスでは鉄道もちょうどストの最中だったりしました。
帰りのフライトの再開を待っている人も、ホテル代や食費がかさんできますが、今回の欠航は天災によるものなので、保険がおりないケースも多かったみたいです。

この機を利用して宿泊料金を一気に値上げするホテルもあったようですし、混乱は欧州だけにとどまらなかったようですね。

IATAによると、航空産業の減収は米の同時テロを上回る17億ドル(約1580億円)と算定していて、EUで支援策を協議中との事。それから今回、航空会社の試験飛行データをもとにして安全基準を見直し、火山灰の密度が低い空域は飛行可能とすることにもなりました。

イギリスでは、アフガニスタンからの帰還兵約450人、旅行者約280人を乗せた軍艦が、21日英ポーツマス港に到着したのですが、火山噴火の影響で立ち往生した自国民を帰国させるため、軍艦を出動させたブラウン政権に対し、”総選挙がらみの人気取りだ”との批判があるらしいですが、私は、このニュースを聞いた時、”すぐそういう措置を取ってくれる政権は素晴らしい”と思いました。

とても心強いと思いませんか?

写真は2010年4月14日に噴火したアイスランドのエイヤフィヤットラヨークトル火山のようすです。

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