日本人旅行者皆好き? Fruits de Mer(海の幸の盛り合わせ)
- 2011-06-18 (土)
- 料理・レストラン
日本に帰ると、フランスを旅行した人から、「あの名前なんて言うんだったっけ?」とよく聞かれるメニュー
”海の幸の盛り合わせ”の名前は”fruits de mer” (フリュイ・ドゥ・メール ←無理やりカタカナで)
いろいろな種類のエビやカニ、ムール貝や日本で言う所の赤貝やベイ貝、あさり、みな、等々色とりどりの
シーフードが大きな金のプレート(2人前以上になるとだいたい2段式)に乗せられてやって来ます。
1960年代の終わりから70年代にかけて、フランスの牡蠣(ヒラガキ)が病気になり、全滅しかけた事が
あり、その時、宮城県産の牡蠣(マガキ)が生命力が強くその病気に耐えることがわかり、66年頃、稚貝
をフランス(特にブルターニュ地方)へ輸出したことがありました。ですから今のフランス産の牡蠣の多くが、
日本の牡蠣と同じ品種になってきています。日本の牡蠣がフランスを救ったのです!!
そしてなんと! 又 2008年からカキ養殖場で稚貝の大量死が相次ぎ、養殖業者が大打撃を受けていて、
今回も同じく宮城県からマガキの稚貝と成体を持ち帰っています。
ところでフランスではよく、”R”のつかない月には牡蠣を食べるなと言いますが、つまりMay(5月)、
June(6月)、July(7月)、August(8月)の4か月ですね。これは1752年にフランスで発効された
法令が出処で、その当時は、海からパリまでの輸送に問題(温度管理など)があり、食中毒を起こす
人が急増した為に出されたものでした。
日本では牡蠣は冬場のものと決まっていますが、フランスの牡蠣は一年中お店に並んでいます。
どうしてフランスの牡蠣は一年中食べられるのかというと、それは養殖方法の違いにあるようです。
只、ここで皆様に一言ご注意申し上げると……..
長崎出身の私ですので、貝やエビの鮮度の良し悪しを見分けるのにはかなりの自信がありました。
有る時、パリの一流と言われるレストランで「一人前でも用意できる」と言われ喜んでfruits de mer を
オーダーし、美味しく食べたその夜中、激痛に見舞われ救急車を呼ぶ寸前までなりました。
ロンドンでは、こちらも皆さんお勧めのオイスターレストラン。かなり格式ばったこの店の等級別に
分けられたその”No1”と称される牡蠣を食べたその夜中、またしても救急車を呼ぶ寸前に。
何とか無事に済みましたが、この2件のアクシデント以来、すっかり自信を失くしています。
皆さんも、生を食べる時はくれぐれも注意して”少しでも???”と思ったら食べないでくださいね!
写真はこれまで食べたなかで一番おいしかった、Antibes (アンティーブ)にあるレストラン、
L’Auberge Provencale の fruits de mer。

この写真が上のレストランの中の様子です。

実際食べたのは上の写真に続くお庭、この写真の場所で。

パリ1区にある、魚屋さん。L’ECUME St-HONORE。あのコレットも近くに有ります。
何回かこの外のテーブルで牡蠣を食べましたが、一人でちょっと食べるにはいいかな?
奥にもテーブルがあり2,3人でもOKです。日本語のメニューもあります。

ガイドブックでもよく紹介されているパリ、オペラ座近くのレストラン”Le Grand Cafe”
一人前でもfruits de mer のオーダーはできます。スープ・ド・ポアソンの他、お肉料理もOKです。
冬場は通る人を見ながら食事ができる窓側がお勧め。気取らなくて意外とゆっくりできますよ。

以前までよく行っていたSaint-Tropez にあるレストラン、”Le Grand-Joseph”
fruits de mer の他お魚料理がとてもおいしく、サービスもよかったのですが、
最近あまりにも有名になって、ちょっと以前とはちがってきているような…….

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週末だけの夫婦
- 2011-06-13 (月)
- コラム
つい先日、南仏に住む友人から長いメールを受け取りました。
2,3カ月に一度くらいの割合で、”彼女からメールが来たら私が返信する”といった形での
やりとりですが、間隔が長いせいか、お互いに進展があって興味深いものがあります。
彼女の話の前に………..以前こんな知り合いがいました。
フランス人男性とイタリア人女性のカップルで、年齢は男性が38歳、女性が45歳でした。
男性はそこそこハンサムと言ってもいいくらいのナイスガイで、女性はモデルさん並に美しい!
彼女が歩くと男性が振り向くくらいと言えば、どの程度か察しがつくと思います。
二人はもう5年以上(まだ5年? とい声も聞こえますが..笑)も一緒にいて、でもずっとアツアツで
まるで昨日今日知り合ったばかりのようでした。
でもそれには訳があった! のです。
実はこのカップル、バカンス期を除いては、彼の仕事の関係上ほとんど週末だけしか一緒にいません。
金曜の夕方に彼が家に戻り、月曜にはまた仕事へ出かけるというパターンです。
だからお互いとっても新鮮だというのです。
ただでさえ美人の彼女ですが、彼が戻る時はいつもに増してよりセクシーによりきれいにしていましたし
彼も家に帰ったからと言ってゆっくり休むのではなく、料理をし(フランス人男性は料理好き)
大工仕事もこなし、二人で遠い街へ出かけていくかと思えば、山小屋へも行ったりと。
私も彼らと出かけた事がありましたが、彼の運転はまるでレーサーのように上手かったです!
で友人の話に戻ると、長い間毎晩必ず夕飯を共にしていた彼との、いわば”ルーティーン化”した生活を
やめにしたという内容でした。毎日会うのではなく、”お互いが会いたい時に会う”という形に変えた
ということでした。その後彼と一緒に行った4日間の旅行は、すごく楽しかったと書いてありました。
日本、フランスを問わず、夫婦やカップルの形はそれぞれです。
24時間一緒にいても何ら問題がないカップル。適度な距離をおいて付き合う形を好むカップル。
どんな選択をするにせよ、環境が許すのであれば、お互いの愛情を育む方向へ努力する事は
健全な生き方だと思います。お互いいつも話し合える状態の自分でいられる事、出した結論を真摯に
受け止められる自分でいられる事はとても大切ですね。
写真はかなり前のシュワルツネッガーと元奥様のマリア・シュライバーさん。
つい最近離婚が報じられましたね。マリアさんはJFケネディー元アメリカ大統領の姪にあたり、
CBC(のちにNBC移籍) のニュースキャスターでした。
現在63歳のシュワちゃんと55歳のマリアさんですが、綺麗だったマリアさんが次第に頬がこけて
すごくやつれていく姿に、お金では幸せは買えないのだとつくづく思えます。


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やったね!小林可夢偉、モナコGP,5位入賞!!
- 2011-06-01 (水)
- イベント・お祭り
29日決勝のF1シリーズ第6戦、モナコ・グランプリ(GP)で小林可夢偉(ザウバー・フェラーリ)が
自己最高の5位入賞を果たしました。これはモナコGPでは、2008年7位だった中嶋一貴を上回り、
日本人の最高成績となりました。
Q3ではチームメイトのセルジオ・ペレスが大クラッシュを喫し、ザウバーは小林可夢偉だけで
モナコを戦うことになったのです。ですが、結果的に彼の車1台だけでザウバーに10ポイントを
もたらすというチームにとって最高の結果を残しました。
勝因はプライムスタートの1ストップ戦略をとった事だと、可夢偉自身も述べています。
「フリー走行でのタイヤの状況を見たら、ワンストップでいけるのは分かっていたので、まず最初は
新品のソフトタイヤでスタートして、そのあと新品のオプ ションタイヤに履き替えました。
狙い通りオプションタイヤでスタートしたクルマがピットインしていく間にポジションも上がったし、
1回目のセーフティー カーの間にタイヤを交換したタイミングもまずまずでした。
そこからタイヤを労りながら前のスーティルを追いかけつつ、後ろから来るウェバーも抑える
という のは結構大変でした」
72周目に赤旗中断になるまで可夢偉は4位を走行していました。でも、レースが中断した時点で
全ドライバーがタイヤを交換。可夢偉はフレッシュタイヤを履いたマーク・ウェバーの猛攻を凌ぐことが
できず、結局5位でのフィニッシュとなったのです。
「もしタイヤを交換しないままだったら、最後までウェバーはおさえられていたとは思います」と
可夢偉は語っています。
アイルトンセナが憧れだったという可夢偉。
F1はかつて、アランプロストとセナのライバル決戦で沸いていました。1993年にプロストが現役を
引退した後の、1994年、イモラで大クラッシュの後、セナ様が亡くなるという悲劇がおこり、偉大な
2人のドライバーを失ってから、F1の人気も陰りが出始めたのを覚えています。
私も大いに嘆き悲しみました。
あの時のようなF1人気は取り戻せないかもしれませんが、可夢偉のような人がでてきて、
これから日本でももっと、F1のファンになる人が出てきて欲しいと思います。
最近パリのアパートを引き払って、今はホテルからホテルへ渡り歩いているという、可夢偉。
インタビューで見せる笑顔に何となくほっとさせられる、これからますます応援したくなる人です。
5月31日、レース後の小林可夢偉。

Yumi Books 出版の”F1 本” アイルトン・セナのページ。(少しだけ宣伝…..笑)

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G8サミット開催地、Deauville(ドーヴィル)って?
- 2011-05-21 (土)
- 風景・建物・遺跡
5月26日と27日、第37回G8サミットが開催されます。
主要8カ国(フランス、イギリス、ドイツ、イタリア、カナダ、アメリカ、ロシア、日本)の首脳および代表団が
一堂に会するその開催地はフランス、ノルマンディーのドーヴィル(Deauville)です。
5月27日は、議長国フランスが望んだ拡大対話の一環として、アフリカ6カ国(エチオピア、南アフリカ、
ナイジェリア、セネガル、アルジェリア、エジプト)の代表団がG8首脳に加わる予定だそうです。
英仏海峡に面した海浜リゾート地ドーヴィルに、総勢7,300人余りに及ぶ17の代表団、それに加えて
サミットを取材する4,000人近いジャーナリスト達が集まる事になります。
その昔はただの湿地でしかなかったドーヴィルですが、資本家だったオーギュスト・ド・モルニー公爵が、
ここを優雅な保養地にしようと決心して以来、1860年に最初の別荘が誕生すると、続いて競馬場、
ドーヴィルとパリを結ぶ鉄道も完成しました。
こうしてノルマンディーの田舎町はパリの名士ばかりでなく、ヨーロッパの王侯貴族からももてはやされ、
あのココ・シャネルも最初のブティック(帽子から洋服へ)をこの地に出店したのです。
”ダバダバダ、ダバダバダ…♪~”で有名な、クロード・ルルーシュ監督の世界的大ヒット映画『男と女』の
舞台となった街でもあります。映画とのかかわりは深く、毎年秋(今年は9月2日~11日)にはアメリカ
映画祭が開催され、又第14回アジア映画祭も2012年3月に開催される予定だそうです。
カジノや競馬で賑わうだけでなく、夏のバカンスシーズンには、ヨットレースやレガッタレース等
リゾート地にふさわしい数々のイベントが開催されます。
我が国の管首相もこの地に赴くわけですが、ドーヴィルの町から何かしらのインスピレーションを
もらえたり、或いは少しリラックスできればと……..祈ってやみません!
昨年5月に、ドーヴィルから車で僅か20分足らずの町、オンフルール(Honfleur)へ行きました。
ここも見て下さい。
http://www.yumibooks.com/blog/scene/1632.html
町の名前スペルミスです!正しくはHonfleurです。
Deauville(ドーヴィル)とHonfleur(オンフルール)はここです。

ドーヴィルの港。オンフルールとほとんど変わりがありませんね~。

こちらは、オンフルールの港に並ぶレストランの様子です。
流石ノルマンディー、5月半ばでも、私は、寒かったです。

ドーヴィルの5つ星ホテル。hotel Normandy Barriere Deauville

以前から欲しかったお酒、Calvados(カルヴァドス)。オンフルールで買いました。

お酒はどうでもよくって、リンゴが大きいのが欲しかったんです!

”いつリンゴを入れるのだろうか?”と疑問だったのですが、…………….
「春先から小さいリンゴに瓶をかぶせて成長させることで作り出す。このようなカルヴァドスを
”ポム・プリゾニエール” (La Pomme Prisonnière) 」(閉じ込められたリンゴ)と呼ぶ。」という
解説を発見!! そうだったんだ~。
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イヴ・サンローランと美智子皇后、サラ・バートンとキャサリン妃
- 2011-05-09 (月)
- アート・ファッション
イギリス王室にとって30年ぶりのロイヤルウエディングも無事終わりました。
貴族出身ではない女性が 英国王室に嫁ぐのは、約350年振りと言われましたが、
そのキャサリン妃、本当に綺麗でしたね。
最後の最後まで秘密にされたいたキャサリン妃のウェディグドレスのデザイナーの名前が
明らかにされて、今俄かに注目を集めています。
彼女の名前はSarah Burton(サラ・バートン)、Alexander McQueen(アレキサンダー マックイーン)の
チーフデザイナーですが、去年2010年2月にマックイーンが悲劇的な死を遂げてから、彼女が彼の後を
引き継いでいます。
今から52年前、1959年4月10日に現天皇陛下と美智子皇后の結婚式が行われましたが、
その時お召しになっていたウェディングドレス、あれはChristian Dior(クリスチャン・ディオール)の
デザインだそうです。ですが、ディオールは1957年10月24日に亡くなっていますので、実際は彼の死後
ディオールの主任デザイナーとなった、当時21歳のYves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)が
デザインしたということになります。
時代は50年以上の開きがありますが、どちらも創立者の死後、後を継いだチーフデザイナーが
ウエディングドレスのデザインをした点、キャサリン妃と同じく美智子皇后も又民間から(と言っても
財閥ですが)皇室に入られたという点も共通していて、なんだか不思議な共通点がある様に思います。
1959年4月10日、ご結婚の写真です。

ディオール社のチーフデザイナーだった頃のYves Saint Laurent(イヴ・サンローラン)

シンプル、でも女性らしい、エレガントなキャサリン妃のドレスでしたね。
トレーンの長さは2.7メートルで、イギリスを代表する4つの花の刺繍がされていました。
ちなみにティアラはカルティエ社のもので、エリザベス女王が18歳の時に、父であるジョージ6世から
贈られたものだそうです。

デザイナーのSarah Burton(サラ・バートン)。
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日本人に難しい?フォーマルな帽子
- 2011-04-27 (水)
- アート・ファッション
イギリス王室ウィリアム王子とキャサリンさんの結婚式が2日後に迫って、キャサリンさんが身につける
ウェディングドレスやティアラに注目が集まっていますが、ダイアナ妃の事を思うと、お二人には本当に
お幸せになって頂きたいと思います。
お式にご招待されていた我が国の皇太子と皇太子妃雅子様は、今回の東日本大震災を考慮して、
御欠席される事となりました。
被災にあわれた方の事を考えれば、確かに御欠席の選択は間違っていなかったと思いますが、
私個人の正直な気持ちとしては、こんな時だからこそご出席して頂いて、国民皆に明るい希望と、
皇室ならではの外交をして頂きたかったかなと思いました。
ところでヨーロッパ、アメリカなど海外の教会で行われる結婚式では、招待客のほとんどの人が
とっても素敵な帽子をかぶっています。これが本当に似合うんですよね~。
私のブログでも以前ご紹介した事がありますが…….俗にいうところの上流階級の方のお式でした。
http://www.yumibooks.com/blog/fashion/19.html#extended
http://www.yumibooks.com/blog/fashion/29.html
実はこの教会は南仏の町、Bormes les Mimosas (ボルム・レ・ミモザ)にあるのです。
名前のとおりミモザで有名な小さな街ですが、近くにラヴァンドゥー(Le Lavandu)の海岸もあって
私が大好きな町の一つです。
教会の通りにはかわいいブティクがあるのですが、ここで紹介しています。
http://www.bormeslesmimosas.com/artdevivre/artisans.htm
こんな感じです。

この中で紹介されている”Les Bibis du Midi”。 bibi はフランス語で”婦人帽”の意味。
ここはMidi さんの帽子のお店で、教会の入り口と向かい合った所にあります。
サイトから拡大しているので写真がぼやけていますが、これが彼女のお店です。

ポーズをとっているのはMidi さんだと思います。

結婚式に参列した方の帽子があまりに素敵だったので、私Midiさんのお店で買ってしまいました!
「帽子で髪がつぶされるのが嫌だ」という私に勧めてくれたのがこれです。
お店にあるものの中から、彼女が”ササッ~”と飾り付けをアレンジしてくれて。

もう一つ買ったのがこれです。横にちょこんとつけるか、後ろにつけるかです。
これと同じようなデザインで大きめのサイズを、ケネディー元アメリカ大統領の妻をジャクリーンさんが
よくつけていらっしゃいましたね。
この日私はたまたま同じ柄のワンピースを着ていたので、つい衝動買いしてしまいました~。

Midi さんは夏の間の3ヶ月間だけこのお店を開けるそうです。
カールラガーフェルド氏とも仕事をしたとのこと。サルコジ大統領の現在の妻であるカーラ・ブルーニさんが
ファッションショーでかぶった帽子は彼女の作品だったとか…….驚きでしたね~
日本ではなかなかフォーマルな帽子をかぶる機会がありません。
そのせいかどうか、今一つ日本人には似合わないような……、難しいと思いませんか?
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世界で最も影響力のある女性
- 2011-04-20 (水)
- コラム
東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電の事故は、世界各国に多大なる
影響を与えていますが、そんな折、女性の発言や来日に注目が集まりました。
世界保健機構WHOのマリア・ネイラさん。記者会見で、事故レベルの引き上げについては
「国際的な基準に沿ったもので適切だ。」とし、各国の間で懸念が広がっている農産物の安全性に
ついては、「暫定基準を超える放射性物質が検出された農産物は出荷が制限され、その他の農産物も
検査を受けている。」として、各国に対して冷静な対応を求めました。
この時点での彼女の発言は、日本にとっては大変な救いになったと思います。
続いて、フランス、アレヴァ社のCEOを務めるAnne Lauvergeon(アンヌ・ロベルジョン)さんの来日。
アレヴァ(AREVA)社は原子力発電所の建設や核燃料の処理等を手掛ける、フランスに本社を置く
世界最大の原子力産業複合企業です。それから現在、中国原発の最大受注企業でもあります。
ロベルジョン女史の強力な同志に、フランス財務長官のクリスティーヌ・ラガルド女史がいます。
ラガルド女史は、元アメリカ国防長官、ウィリアム・コーエン氏(中国に核兵器を含む原子力技術を
提供していた)の補佐官だった人です。つまり、ロベルジョン女史はラガルド女史を通じて、
コーエン氏から中国への原子力技術提供の役割を引き継いだ人物なのです。
財界、政界、複雑に入り組んだ密接な関係が見えてきます。
ところで、米経済誌フォーブスが発表した2010年版の「世界で最も影響力のある女性」
2009年には9位にランクされていたロベルジョン女史は24位に、フランス国内でも何かと
たたかれているラガルド女史は43位です。
昨年まで4年連続で首位だったドイツのアンゲラ・メルケル首相も2010年は4位にダウン。
代わりにミシェル・オバマ米大統領夫人が40位からトップの座に躍り出てきました。
ヒラリー・クリントン米国務長官も前年の36位から5位にランクアップです。
フォーブスランキングのup & down からも政財界の今がわかるような、芸能界での人気の
有る無しが見えるような、そんな気がします。
堂々1位のミシェル・オバマ米大統領夫人。
教養があってそしてどこか温かな、そんな好感が持てる方ですね。

4位のドイツ、メルケル首相。ドイツでは原発反対の意見が多数を占めて。

5位。ヒラリー・クリントン米国防長官。
難しい職務を精力的にこなしているタフな方ですね。

7位は……レディーガガです。最近の人気が伺えます。
この写真は控えめで、ガガだと気がつきませんでした。

21位にランクイン。
アンジェリーナジョリーはボランティアが評価されているのでしょうか?

24位。アンヌ・ロベルジョン。”アトミックアン”と呼ばれているって本当?

CEOとしての顔。同じ人とは思えない感じで、気合が入っています。

29位はマドンナ。昔と違ってとんがったイメージはありませんね。
娘さんのファッションセンスがなかなかとの評判です。

35位。カーラ・ブルーニ、サルコジ大統領夫人。
大統領夫人というよりやはり”モデル”というイメージの方が強い?

41位 エリザベス女王。もうすぐお孫さんウィリアム王子の結婚式。
ず~っとお年をとられないような。ダイアナ妃が思い出されます。

43位 彼女が何かと噂のラガルド女史です。う~~~ん。
コメント控えます。笑

*写真はすべてフォーブスランキングより
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”口は禍(わざわい)の門”
- 2011-04-15 (金)
- コラム
”口は禍の門”という諺があります。
”不用意に吐いた言葉から禍を招くことがあるから、言葉を慎め”という戒めです。
これは、馮道(ふうどう、872~954)の『舌詩』
「口は是れ禍の門、舌は是れ身を斬るの刀なり 口を閉ざして深く舌を蔵すれば、
身を安んじて処処に牢なり」からきていて、
”口は禍いを招く門であり、舌は自分の身を斬り殺す刀となる。
だから口を閉ざし奥深く舌という刀を隠していれば、どこにいても身の安全は保たれる” という意味です。
*馮道:唐の滅亡後、宋が再び中国を統一するまでの大戦乱時代”五代十国時代”において
その才能と人柄を買われ、5つの王朝、11人の皇帝に宰相として仕えた人物。
似たような意味の諺に「舌三寸に胸三寸」、「雉も鳴かずば撃たれまい」等がありますね。
言ってはいけない事をつい言ってしまって職を辞した政治家はたくさんいらっしゃいますが、
最近では、柳田元法務大臣。これはもうはもう…………。
フランスではというと、つい先月、デザイナーJohn Galliano(ジョン・ガリアーノ)がChristian Diorを
即刻解雇された事でした。パリ、マレ地区のカフェで酒に酔い、居合わせたカップルに
反ユダヤ主義的な暴言を浴びせたという事件ですが、こちらもYouTubeに流れてしまって、
ディオールのクリエイティブ・ディレクターに就任以来15年間、モード界で脚光を浴びてきた彼ですが、
これですべてを失うことになりました。
自分の思った事を積極的に伝える事はいいことだと思いますし、発言が周りにどう受け取られるかを、
必要以上に気にする必要はないと思います。ですが、相手を傷つける驕った発言を、仮に意図して
するのであれば、それなりの覚悟が必要だという事ですね。
John Galliano(ジョン・ガリアーノ) イギリス、ジブラルタルに生まれの現在50歳

写真:images より
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“桜のやさしさ”、日本が一番好き
- 2011-04-11 (月)
- 日本滞在
東日本大震災を通して、支援、団結、強さ、誇らしさ、感謝、色々な思いの中、
“日本に生れて良かった”とこれ程強く思った事は今までにありません。
家の2階の窓から隣の修道院の庭に咲く、とってもきれいな桜が見えます。
急に桜に囲まれたいという思いに駆られました。
4月に日本にいる事はめったにないのでこの機を逃してはと思い、まだ満開でいてくれる事を祈って、
私の好きな方角(笑)、佐世保方面へ車を走らせることに。場所は西海橋。
うん十年ぶりに訪ねましたが、まったく変わっていませんでした。
こんな桜、イエールやバンドールでは見られません。
桜の下で楽しそうにお弁当を広げている家族の姿、皆の笑い声が、気持を明るくしてくれました。
やっぱり私は日本が一番好きです。
「日本の力、信じてる!」テレビで流れるこの言葉、好きです。何でも出来そうな気がします。
これが西海橋。1955年に作られた当時は東洋一といわれ、日本で初の有料の橋だったそうです。
潮の流れが大変早く、渦潮を見ることができ、日本三大急潮の一ついわれています。

向こうに橋が見えて、青空の下、淡いピンク色が優しくてきれいですね。

風が吹くと、花弁が落ちてきてそれがなんとも風情がありました。

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買う!参加する!支援(New York, Paris)
- 2011-04-07 (木)
- イベント・お祭り
東日本大震災に対する、各国からの嬉しい支援の報告が毎日のように寄せられています。
New York では、先週の土曜、日曜日の2日間「Fashion Girls For Japan」と題した
チャリティーサンプルセールが、The Bowery Hotel (バワリーホテル) で行われました。
ニューヨークに在住する日本人ファッション関係者が企画し、イベント運営もすべてボランティアで、
又会場となった人気ブティックホテルのバワリーホテルも、場所を無償提供してくれたそうです。
Marc Jacobs(マーク・ジェイコブス)、Alexander Wang(アレキサンダー・ワン)、Helmut Lang
(ヘルムート・ラング)、Cheep Monday(チープマンデー)、Derek Lam(デレク・ラム)、
Thakoon(タクーン)等々……..60以上のブランドが洋服等を寄付。
人気ブランドの服が小売価格の50%off 以上で買えるという事もあってか、朝から入場制限が
行われる程の大盛況で、来場者数は2,500人を超え、2日間の売り上げ総額は約27万$に上ったとか。
売り上げの全額が寄付されるそうです。
New Yorkでは、この他にも大小さまざまなチャリティーイベントが行われています。
Paris でも同じく、在住の日本人が企画、運営して行われた又これから行われる
チャリティーイベントが数多くあります。
そんな中昨日6日、世界でもトップクラスの芸術家が参集した、日本支援公演「ホープジャパン」が、
ジャンゼリゼ劇場(Theatre des Champs-Elyses) で行われました。
*シャンゼリゼ劇場 (Theatre des Champs-Elysees)。
名前はシャンゼリゼですが、シャンゼリゼ通りではなく、モンテーニュ通り(Avenue Montaigne)
沿いにあります。
公演には、クラシック音楽界で最も高い評価を受けているアルゼンチン、ブエノスアイレス出身の
ピアニストMartha Argerich(マルタ・アルゲリッチ)、ブラジル出身のNelson Frire(ネルソン・フレイレ)、
世界最高のオペラ歌手の一人と言われる、Natalie Dessay (ナタリー・デセイ)、
現代バレーの女王と呼ばれる、Sylvie Guillem (シルビー・ギエム)さんらが参加されました。
冒頭の挨拶は高田賢三さん。
又、俳優のLambert Wilson (ランベール・ウィルソン)さんが被災地出身の詩人の作品だと
説明して、宮沢賢治(現、岩手県花巻市生まれ)の「雨ニモマケズ」をフランス語で朗読。
友人の話によると、この時、会場は静まり返ったそうです。
大成功のこの公演。集まった義援金は日本赤十字社に送られるとの事です。
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