“感動と驚き、怒りと疑惑”(ミラノ 前篇)

9月に入り、イエールの町も酷暑の夏に終わりを告げ、朝晩の涼しさに
秋の気配を感じるようになってきました。夏のバカンスで訪ねた地を、
順を追って振り返っておりますが、ミラノ滞在中にあれ?と思われた事が
いくつかありましたので、タイトル通り、“感動と納得、怒りと疑問”…….
お伝えしたいと思います。

<感動>

やはり、Duomo!最初の石が置かれたのが1386年で、完成は1813年。
427年もの時を重ねて出来上がったカテドラル。やはり圧巻でした。

2015-08-07 Duomo

カテドラルは世界最大級のゴシック建築であり、135本の尖塔の先端一つ一つに、
聖人が立って居ます。Duomoについはウェブサイトにも詳しく説明されていますので、
私はカテドラル内で購入したガイドブックからの、こんな3人の言葉をご紹介します。
(カテドラルを訪れた18人の著名人の言葉がそのシーンに添えられています)

その前に一言…………

これが”ドゥオーモ”ガイドブック日本語版の表紙の写真です。(10ユーロ)
本の構成が大変良くできていて、翻訳者:池田美幸 さんの訳がとても良いです。
どんどん読み進みたくなります。写真も綺麗です。
思い出としてだけでなく、持ち続ける価値のあるガイドブックだと思います。
お薦めします。

2015-09-03 ガイドブック (1)

写真ではよく撮れていませんが、こんな感じで構成が本当に良いです。
2015-09-03 ガイドブック (3)

2015-09-03 ガイドブック (2)

前回ご紹介した「最後の晩餐」の日本語版も購入したのですが、(8.5ユーロ)
2015-09-03 ガイドブック最後の晩餐

「ガイドブック新版にあたっての序」のパートに、誤植が見られ、日本語の意味が??
“…皮のようになっていた近代の塗り直しや手直しの下にで生き延びてきた、絵の当初の
色の美しさと量は思いがけないものであった” “当時、劇的な発見が発見されたために
強い熱狂があり、….(原文のまま)本文は日本語がしっかりしているので、多分この部分
だけ、違う人が訳されたと思われますが、ちょっと残念でした。

では、ドゥオーモのガイドブックからの3人の言葉のご紹介を。

「理性を脱ぎ捨てて、気まぐれで造り上げたようなこの建築物は、
狂気的な慈悲の合意である。」スタンダール 1818年

「真夜中の零時、月明かりのもと、大理石の白い聖人たちは天から降り、
我々の耳元で秘密に溢れた古い歴史をささやきながら、我々を広場へと導く。」
ハインリヒ・ハイネ 1826年 (この表現が私の一番のお気に入りです!)

ガーゴイルについては、
2015-09-04 ガーゴイル

「大きく口を開けたドラゴン、恐ろしい容姿の動物たち、淫らな薄笑いを浮かべる猿、
これらはすべて中世の芸術家の妄想。」ヴィンセンテ・ブラスコ・イバーニェス 1896年
(ガーゴイル大好きな私、これも好き)

続きは次回へ……..

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