- 2010-04-22 (木) 14:34
- ワイン・チーズ
今日は私の好きなチーズのうちの一つ、ミモレットのお話です。
ミモレットというチーズは、
フランスの北部、ベルギーとの国境に近い地方で生産されるチーズです。もともとはオランダのチーズだったそうですが、17世紀のある時期、外国製品の輸入を禁止した時があって、その時にフランス国内で生産されるようになったと言われています。そのため形も作り方も、オランダの代表的なチーズであるエダムチーズとほぼ同じようです。
独特のオレンジ色はアナトーという植物の種の色だそうで、熟成の若い頃は薄いオレンジ色ですが、だんだんと濃く、茶色っぽいオレンジ色に変化していきます。匂いはマイルドで、固さも若いものはしっとりしてやわらかですが、熟成が進むにつれて水分がぬけて身が締まってきて、最後には歯が立たないくらい固くなります。
ところでミモレットはある一時期日本で品切れ状態になったことがあるのですが、それは、元首相の小泉さんが…………
森さんにあげて、受け取った森さんが「小泉さんはどうしてこんな干からびたチーズを俺にくれたんんだ。」と言ったという話が有名になって、”そんなミモレットとはどんなチーズなんだろうか”と皆が買いに走った結果だったようです。
私は固いミモレットが大好きです! (逆に柔らかいのは、嫌いです。)ナイフで少しずつ削りながら、(時には、歯で少しずつかじりながら←下品!)食べるのがたまりません。笑 というのも、固いミモレットの皮についてる身の部分が一番おいしいと思うからです。スペアリブと似ています。
ワインは赤、重くないやさしい感じのワインと合わせるのが好きです。お菓子っぽく食べたいので。ミモレットの味を評して、私の故郷の名産である”からすみ”の味に似ているから、お酒も合うとおっしゃる方もいらっしゃいますが、(私、からすみも好きでよく食べます!)う~ん、逆にからすみは白ワインに合うと思うのですが、ミモレットはやはりお酒は嫌かな~私は。
ところで、皆さんご存じだったでしょうか? ミモレットの外側、まるで月のクレーターのように穴がたくさん開いていますが、あれは粉ダニによるものだそうです。
ダニと聞いて、驚かれた方もいらっしゃると思いますが、ダニがいる外皮の部分を食べても全く問題はないとの事。ミモレットに限らず表皮にダニなどの微生物がいるハードチーズやブルーチーズは、けっこうあるようです。
粉ダニ君が食べたチーズって、防腐剤や防かび剤などが塗られたチーズより、より自然に近い環境で作られたチーズであることの証拠で、より安心だと言えるそうですよ。
写真は試しにスーパーマーケットで買ってみたミモレットです。この大きさで、¥390くらいですから、熟成期間や販売店にもよりますが、日本で買うとやはり5倍以上の値段がしているようですね。写真は買ってきてすぐ撮ったもので、今は大きい鼠が少しずつかじって、かなり痩せています。味はとても良かったです!

外側のビニールのラッピングはすぐ剥がし、紙のラッピングに変えて保存しています。厚みがあるでしょう?

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